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獅子吼高原スカイフェスタ2008 製作秘話(その3)

獅子吼高原スカイフェスタ2008 製作秘話(その3)


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製作秘話その3

今回の企画はシナリオが最も重要になります。単なる仮装で出たのではブルーインパルスにする意味もありませんし、過去のスカイフェスタを振り返ってもそれは容易に想像出来ます。実は「飛行機モノでは優勝出来ない」と言うデータがあります。これは藤野が勝手に分析しての結論ですが・・・。事実スカイフェスタには過去少なくとも2回は飛行機が登場しています。2003年の「紅の豚」に登場した赤い飛行機と、2006年に登場したかなり大物のやはり赤い飛行機です。空を飛ぶ物がパラグライダーで飛んでもフツウ過ぎるのかもしれませんね。

飛行機で飛ぶだけではフツウ過ぎるのかも?

(※写真出典:獅子吼高原スカイフェスタ公式ホームページより)

それから、今回のスカイフェスタでは試したいことが幾つかありました。地上演技、空中演技と、それら全てを自分たちの手で演出し、一般の人にもわかり易い「エンターテイメント」にしたいと思っていました。仮装大会と言う舞台でその出し物全てが準備段階から飛び出して空中を飛行し、そして視界から遠ざかるまでを一つの「ショウ」にしたいと思いました。

そんな思いがあったので、ラフスケッチで全体のイメージを塚本委員長はじめメンバー全員と共有する必要があります。

企画当初に作成したラフスケッチ(クリックすると大きくなります)

全体の構成は、「ブルーインパルス」の展示飛行をそのまま採用し、パイロットがセットされた機体へ向けて行進する演技(ウォークダウン)から始めることにしました。イメージ段階では、パイロットも決定していなかったので5機での企画となっています。クルーの合図も本物と同じようにハンドシグナルで行いリアリティを追求しています。面白いのは、企画当初は「同時テイクオフ」ではなく「連続テイクオフ」だった点です。5機の企画なので、1番機から順番にそれこそマシンガンのように次々とテイクオフするイメージで「マシンガンテイクオフ」と言う課目名も用意していました。この時点では空中演技を甘く見ていました。5機の編隊を組むために先発機は緩い旋回で後続を待ち、横一線の隊形を作ってから「スモーク」を展開、5機による「シンクロローリング」、そして5機が順番に「スパイラル降下」すると言う予定でした。そんな絵に描いたようなストーリーがホントに出来ると思っていたのです。

「スモーク」もイメージ段階では紙テープを何本か並列に並べ、ドラッグシュートなどで引き出す機構を考えていました。後に「構造的に不可能」と言うことがわかり、現在の機構に落ち着く訳ですが・・・。

パイロットとクルーの制服や装備については本番で使ったもと大きく違いませんが、元々ナレーションの藤野は「クルー」ではなく「司令」の予定でした。なので、制服と言ってもワイシャツにスラックスで仮装するはずだったのです。

クラブ役員会で正式に企画が承認された

以上のようなラフスケッチを作り、月中旬の試乗会の日にエリアで開催されたクラブ役員会で企画の承認を受けたのです。不思議なことに、機体のイメージは藤野も塚本委員長も同じイメージを持っていました。塚本委員長が作成した機体(T-4)模型はラフスケッチどおりの出来でした(役員会時に持参していました)。

役員会終了後、プロジェクトメンバーによる初のミーティングを行い、この時点である程度の方向性も決められました。機体の製作は塚本が中心になって行うこと。小物や演出は藤野が行う。クルーの人数も足りない(と言うか、全く人選が進んでいない状態)ので、早急に確保しなければならないこと。塚本委員長の強い希望で、スクールには迷惑をかけないよう今回はクラブ中心で作業を進め、スカイフェスタに参加することになりました。


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管理人

名前:Pikaichi

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1992年にパラグライダーを始めて20年以上飛んでいます。 立山エリアをベースに、「Tateyama Team-C」のメンバーと共に全国の競技会に出かけています。

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