2018年のトミーズカップは、当初9月9日に北陸リージョナルリーグ併催で開催予定でしたが、生憎の天候により9月23日に延期されていました。
前後の天気予報が悪い中9月23日だけは晴れマークが付き、好条件での大会開催に期待がかかりました。
大会レポート
今年のトミーズカップはクラス1が13名、クラス2が10名の計23名が参加。ただ、例年と違い午後からのバーベキューなどはなく、純粋にフライトを楽しむスタイルとなりました。
クラス2はいつも1本で競っていましたが、バーベキューもなく時間がたっぷりあることもあって、今年は2本で勝負をつけてもらうことになりました。しかも、1本目は極楽坂ランディング、2本目はらいちょうバレーランディングと場所が変わるので、後から修正はできない1本勝負みたいな形で難易度が高いです。
クラス1はいつもどおりレースタスクを行う予定です。しばらく飛べてないので、とにかくたくさん飛んでもらうように長いタスクを組むことにしました。
競技開始
クラス2の競技からスタートし、1本目が終了した11時過ぎからタスクブリーフィングを行いました。
Window Open:11時30分
Start Open:12時10分
機体や大会選手によってシリンダーハンデを付けました。
機体ハンデ:EN-B以下=400m、EN-C=300m、EN-D=200m、CCC=100m
パイロットハンデ:ナショナル選手=200m、N2リーグ選手=300m、チャレンジリーグ選手=400m
ハンデは小さい方が適用されます。
12時10分には低い雲低ながらもクラス1選手は空中待機からスタートに向かいます。しかし雲低は徐々に下がり日射も乏しくなり、コンディションはジリ貧となりました。降りてしまった選手はリフライトに上がりますが、条件は好転しません。
アクシデント
そして、そのリフライトでアクシデントが起きてしまいました。そのアクシデントにより競技は中止となりましたので、リザルトのみ掲示させていただきます。
また、今回のようなアクシデントが発生したことを重く受け止め、クラブとしてもさらに安全対策と啓蒙活動を強化して行かなければならないでしょう。
今回のアクシデントにより、スキー場関係者ならびに当日スキー場を訪れていた多くの観光客のみなさまに深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
また、救助活動にご尽力いただいた警察や消防などの関係機関の皆様に厚く御礼申し上げます。
今後はこのような事故が発生しないように安全対策を強化してまいります。