我が家の愛犬「MAX」が他界して1週間が過ぎました。
13歳10か月と言う年齢を考えれば「寿命」であったとも思えるのですが、居て当たり前の生活をしてきた身にとってはなかなかそうも思えないものです。
ですが、いつまでも悲しんでばかりではMAXも成仏できないでしょうから、自分の気持ちにも一区切りつけるつもりでこの「ひとりごと」を書くことにします。
2001年2月27日生まれ
MAXはラブラドールレトリバー。
実は、以前からラブが欲しかったPikaichiはこの頃ペットショップなどにも出かけて子犬を物色していました。
そんなある日、パラ仲間の則島さんから「黒ラブの子供がいるけど欲しい人いますか?」と言う連絡をもらって、すぐに飼うことにしたんです。
2001年の5月2日だったと思いますが、MAXを家に連れて来ました。
それから13年7か月余りの生活が始まるのですが、楽しいことがたくさんありました。
しつけも大変(嫁さんがやってくれました)ではありましたが、賢いし人間っぽいところが何とも言えず可愛いところです。
怒ったり、ふてくされたり、しぐさから「何を思っているのか」がすぐにわかりました。
当時はまだ小学生だった息子とも仲良く遊んでいました。
MAXのおかげで、本当に楽しい時間をたくさんもらったと思います。
老いと病気
MAXは若いころから「てんかん発作」の持病がありました。
これは徐々に発症しなくなって行ったのですが、ここ数年はお腹の調子も悪く、散歩も行けない状態が続いていました。
最近では「悪性リンパ腫」にかかってしまい、先は長くないと言われていました。
ですので、正直ある程度の覚悟はしていたつもりなんですが、その日は突然に来てしまいました。
2014年12月20日
前日の19日夜からMAXの様子がおかしくなりました。
夜の9時前頃、ゲーゲー吐くしぐさをするものの何も吐かないのです。そんな状態が1時間くらい続き、息苦しそうではあるものの吐き気はおさまった様子でした。
その後、夜の11時半過ぎから再び吐き気とうなり声をあげるようになり、明らかに状況が悪いことが感じ取れました。
正直「明日まで持たないかもしれない」と思って覚悟もしました。
何とか朝まで持ってくれたので、急いで病院に連れて行き診察してもらうと「胃捻転」と診断されました。
一緒に治療台までMAXを抱えて行き、治療の様子を見ていた僅か10分足らずの間に様態が急変し、そのまま逝ってしまいました。
確か時間は9時50分過ぎだったと思います。
あまりのことに茫然としながらも、目からは涙があふれていました。
ですが、もうどうしようもありませんでした。
せめてもの救いは、最後の瞬間まで一緒に居られたことです。治療中に死んでしまう場合はその瞬間に立ち会えないことがほとんどですから、それは良かったと思います。
今まで本当にありがとう!MAX!!
その後は家に連れ帰ってお別れの準備です。
近所のワン友の方たちもお別れに来てくれました。
この日はお恥ずかしいですが、泣いてばかりいました。本当に悲しいし寂しいです。
黒い大きな犬なので、それだけでも存在感があります。ここ最近は動けないこともあったのですが、
それでも毎日出かけるときは玄関で見送ってくれました。帰るとお出迎えもしてくれました。
もう、それは思い出になってしまいました。
翌日の21日に、ペット葬儀社でお葬式をあげました。
棺には、食べるのが大好きだったけど、晩年はアレルギーのせいで食べられるものが制限されていたこともあって、大好きなものを詰めたお弁当をママに作ってもらって入れてあげました。
MAXとは永遠にお別れです。
家族として連れてきたので、最後も家族として送ってやりたいと思い、人と同じように送り出したつもりです。これは私のエゴかもしれませんが・・・。
今は、遺骨となって自宅に居るMAXですが、49日を過ぎたら納骨するつもりです。
ホントにいつまでもメソメソしていてはMAXが成仏できませんね。
今までと同じように、みんなを見守っていて下さい。
MAX、本当に今までありがとう。一緒に暮らしてくれてありがとう。
向こうでも、先に逝った犬仲間と仲良く遊んでいて下さい。
そして
また、いつの日か会えることを信じて。