Team-Cとは?
「もっと上手くなりたい」、「大会に出て技術を磨きたい」、「クロカンに行ってみたい」など、向上心のあるパイロットをサポートするために結成されたのが
Tateyama Team-C
です。もともとは現リーダー藤野が競技活動を単独で行っていた際に
「後から大会に参加するパイロットが出てきた時にサポート出来る環境を作っておきたい」
と言う想いから、クラブの同好会的な役割としてスタートしたのが始まりです。
このTeam-Cも2009年に組織体形を一新し、「新生Team-C」として新たなスタートを切りました。競技を通じてパラグライダー飛行に必要な技術や知識、経験を向上させ
「真のパイロット」を目指す
と言う高い理念の下に活動を続けて行きます。
入隊基準
Team-Cでは軍隊に倣った運営システムを取り入れています。従って、メンバーは「隊員」となりメンバーになることを「入隊」と言います。入隊するためには、以下の基準を満たす必要があります。
- 大会やクロスカントリーなどのフライトに興味を持ち、それを実践するための技術・知識向上意欲が旺盛な方
- 「真のパイロット」を目指すと言う理念に賛同出来る方
- 規定の訓練に参加することが可能な方
- 何事も楽しみながら取り組める方
これらを満たすことで入隊が許可されます。
部隊マーク
Team-Cでは従来のロゴも変更されたと同時に、「部隊マーク」、「クラブ章」、「ウィングマーク」、「機体章」などが新設されました。これらは徽章 として隊員に配布されます。隊員は、フライトスーツ所定位置に装着することが義務付けられます。部隊帽も支給され、大会参加時などでの装着を義務付けられます。
チーム章
従来のロゴから変更されました。徽章以外にも、ステッカーなどにも幅広く活用される基本マークです。Team章はフライトスーツ右胸に装着しなければなりません。
部隊章
新設されたマークです。Team-Cのホームエリアである「立山らいちょうバレー」にちなみ、また、富山県の県鳥である「雷鳥」をデザインしました。部隊シンボルマークとして活用されます。部隊章は、フライトスーツの左上腕部(左肩から数センチ程度下部分)に装着しなければなりません。
クラブ章
Team-Cの隊員が所属(※義務ではない)するクラブである「Hummingbird Paraglider Club(ハミングバードパラグライダークラブ)」のクラブ章。クラブ章は、隊員がクラブ員であった場合、フライトスーツ右胸にチーム章と併せて装着しなければなりません。
ネーム章
Team-Cの隊員と認められた証明として授与されるウィングマーク兼ネーム章。一般的に航空機パイロットになると「ウィングマーク」を付与されますが、Team-Cでもそれに倣ってウィングマークを授与しています。ネーム章はフライトスーツ左胸に装着しなければなりません。
ドライバー章
Team-C隊員が搭乗する機体を示すドライバー章。機体が変われば再発行されます。ドライバー章はフライトスーツ右上腕部(右肩から数センチ程度下部分)に装着しなければなりません。
部隊帽
Team-C隊員帽。ツバの模様は階級を示し、模様なしが曹、シルバー模様が尉官、ゴールド模様は佐官以上となります。大会参加時などは必ず装着しなければなりません。
階級制度
Team-Cでは新たに「階級制度」が導入されました。ただし、これは「上下関係」を表すものではなく、あくまで隊員自身の「競技会におけるフライト実績」を元に決められるものであり、その基準も明確になっています。新入隊員は三曹からスタートしますが、競技会参加経験及び実績のある者に関しては、2004年(主にJPAリーグ戦)まで遡った実績を加味し、実績に見合った階級が与えられます。また、昇進には昇進基準だけでなく、各大会やリーグ戦における実績によって加算条件があります。
昇進条件
一等空佐
公式戦におけるタスクフライト積算距離が900Km以上、または積算ゴール回数が40回以上の実績がある者
二等空佐
公式戦におけるタスクフライト積算距離が700Km以上、または積算ゴール回数が25回以上の実績がある者
三等空佐
公式戦におけるタスクフライト積算距離が500Km以上、または積算ゴール回数が17回以上の実績がある者
一等空尉
公式戦におけるタスクフライト積算距離が300Km以上、または積算ゴール回数が12回以上の実績がある者
二等空尉
公式戦におけるタスクフライト積算距離が200Km以上、または積算ゴール回数が8回以上の実績がある者
三等空尉
公式戦におけるタスクフライト積算距離が100Km以上、または積算ゴール回数が5回以上の実績がある者
一等空曹
公式戦におけるタスクフライト積算距離が50Km以上、または積算ゴール回数が3回以上の実績がある者
二等空曹
公式戦におけるタスクフライト積算距離が20Km以上、または積算ゴール回数が1回以上の実績がある者
三等空曹
新入隊員
加算条件
公式大会(主にJPAリーグ戦)優勝
空曹:二階級昇進
空尉:一階級昇進
空佐:100Kmをフライト距離に加算
公式大会準優勝
空曹:一階級昇進
空尉:50Kmをフライト距離に加算
空佐:50Kmをフライト距離に加算
公式大会第三位
空曹:30Kmをフライト距離に加算
空尉:30Kmをフライト距離に加算
空佐:30Kmをフライト距離に加算
公式リーグ戦リーグ優勝
空曹:三階級昇進
空尉:二階級昇進
空佐:一階級昇進
公式リーグ戦リーグ準優勝
空曹:二階級昇進
空尉:一階級昇進
空佐:100Kmをフライト距離に加算
公式リーグ戦リーグ第三位
空曹:一階級昇進
空尉:70Kmをフライト距離に加算
空佐:70Kmをフライト距離に加算
徽章
Team-Cでは、大会でゴール実績に応じて「ゴール徽章」を授与します。また、「大会優勝」および「リーグ戦優勝」の実績にはそれぞれの徽章を授与して栄誉を讃えます。
ゴール章
公式戦において1回のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において2回以上9回以下のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において10回以上19回以下のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において20回以上29回以下のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において30回以上39回以下のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において40回以上49回以下のゴール実績を持つ者に対して授与されます
公式戦において50回以上のゴール実績を持つ者に対して授与されます
勝者章
公式戦において優勝した者の栄誉を讃えて授与されます。実績は、総合、クラスを問いません。
公式リーグ戦においてリーグ優勝した者の栄誉を讃えて授与されます。実績は、総合、クラスを問いません。