飛びたいと思ったら・・・
「自由に空を飛んでみたい」「鳥のように空を飛べたら気持いいだろうなぁ」
誰もが一度は思うことではないでしょうか?実はPikaichiもそうでした。そう思ったあなたは次にこのようなことを思うはずです。
「危なくないんだろうか?」
・・・。
人は空を飛べない
いきなり否定的なことを言ってしまいました。
ですが、「空を飛びたい」と思って仲間になるかも知れない「あなた」にいい加減なことは言えません。本当に空を飛ぶかどうかを決める上で、しっかりとリスクについて理解しておく必要があると思います。
つまり「リスクはある」と言うことです。
人は空を飛ぶ動物ではありません。が、空を飛ぶ道具を生み出してそれを実現しました。しかし、
ただその「道具」を使えば簡単に飛べるのか?
と言うと答えは「No」です。その道具を上手に使えてこそ飛ぶことができるのであって、そのためにはそれ相応の「訓練」をしなければなりません。また、空を飛ぶために知らなければならないこともあります。
これは飛ぶことに限ったことではありませんが、何をするにしても「技術」や「知識」を身につけることでリスクをコントロールすることができるのです。言うなれば、危険か否かも全て「あなた次第」と言うことです。
空を飛ぶためには「スクール」に入ること
空を飛ぶ訓練を行ってくれるのが「スクール」です。全国にたくさんのパラグライダースクールがあります。「あなた」の住んでいる近くにスクールがあれば一番良いのですが、都会の方などはそうもいきませんよね。
そう言う方も含めてスクールを探すには次のサイトに行って調べるのが手っ取り早いです。
NPO法人 日本パラグライダー協会
日本のパラグライダースクールが集まって創設されたプロの協会です。統一されたカリキュラムで空を飛ぶサポートをしてくれます。
こちらのサイトでも、これからパラグライダーを始めたい方向けのページがありますし、ライセンス制度なども記載されていますので、事前に調べておくのが良いでしょう。
公益社団法人 日本ハング・パラグライダー連盟
日本のハンググライダー、パラグライダーを統括する団体です。
こちらのサイトも、これから空を飛びたい人向けのページが用意されています。
ご覧のように、現在日本のパラグライダーの世界は統括する団体が2つ存在します。どちらがどうと言うのはここでは割愛しますが、では、とちらの団体に所属するスクールに「行くべきか?」と考える事でしょう。
そんな時は、一度そのスクールを訪れてみてください。現地に行くことで、どんな人たちが自分を教えてくれるのかが分かるはずですし、わからないことも聞けると思います。何事も「百聞は一見に如かず」です。ぜひ、行動してご自分の目で確認して下さい。
きっと長いお付き合いになるはずですから、納得して決めて欲しいと思います。
どうしても事前に現地へ行けないと言う場合は、せめてホームページで確認したり電話をするなど、自分ができることはした方が良いと思います。ほとんどのスクールはWebサイトを持っていますし、facebookなどのSNSでもアカウントを持っています。日々の活動を日記形式で紹介していますので、そこから情報を得るのが簡単だろうと思います。
体験コースか?ライセンスコースか?
スクールでは「パラグライダーとはどんなものか?」を知ってもらうために
「半日体験コース」や「一日体験コース」
などを設けています。また、それとは別に一人で空を飛ぶためのライセンスを取得する
「ライセンスコース」
があります。
「体験コース」にするのか、最初から「ライセンスコース」に入校してしまうのかも悩むところだと思います。そんな時は迷わずスクールのスタッフに相談して下さい。きっと親身になって話を聞いてくれると思いますし、「あなた」が空を飛びたいと本気で思っているのであれば、しっかりしたアドバイスや提案をしてくれると思います。
逆に、そこでしっかりした対応を受けられないスクールはやめた方が良いです。スクールと言っても「客商売」とPikaichiは思っていますので、お客様に対する対応ができていないのは
「人を教える以前の問題」
です。そんなスクールでパラグライダーを教えてもらっても、上達できるとは思えませんからね。
まずは一歩を踏み出そう
「空を飛びたい」と思ったら、ぜひ最初の一歩を踏み出して下さい。パラグライダーはスカイスポーツの中でも比較的短期間で技術を習得することができますし、愛好者の年齢も幅広いです。若い方(10代)から人生のベテラン(最高80代)の方までが空を楽しんでおられます。もちろん性別も関係ありません。
自然の中で遊ぶスポーツですから思うようにならないこともありますが、それも含めて「楽しい」と思えるような趣味だとPikaichiは思っています。のんびりと空中散歩をするのもいいし、距離飛行(クロスカントリー飛行)で自然の力だけで遠くへ飛んで行くこともできます。競技会では日本中の仲間と技術を競い合うこともできますし、意欲のある方は世界の舞台で戦うことも可能です。
今まで見たことのない世界や景色、そして素晴らしい仲間が「あなた」を待っているはずです。