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北陸リージョナルステージ第1戦ジャムに参加してきました

time 2017/05/23

北陸リージョナルステージ第1戦ジャムに参加してきました

北陸リージョナルステージが始まりました。

第1戦は福井県のジャム勝山エリアでの開催です。

今回は、北陸リージョナルリーグのコンセプトと、それを実際にやってみた感想や課題を交えてpikaichiなりに当日の様子をレポートしたいと思います。

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北陸リージョナルリーグ

この北陸リージョナルは、正式には

北陸リージョナルリーグ

と言うことで、コンセプトとしては

今回開催することに致しました、「北陸リージョナルリーグ」は、パイロットが自ら運営、開催する競技会です。
主催者は特になく、同好の士が自ら開催する大会と言うことをコンセプトとしています。
国内各地で行われています、いわゆる「エリア内コンペ」に相当するものです。
それを、北陸3県の各エリアが協力して開催するものです。
エリア及び、スクールは、開催の場所を提供すると言うにとどまりますので、選手の皆さんは、通常のビジターフライヤーとしてのルールとマナーを守って参加してください。
集計や開催に必要な作業は、選手の有志によって行ってください。
スクール等は出来る範囲でパソコンの使用などの協力を致します。
タスクの設定、安全委員の選定などは、選手間で行ってください。
一人でも多くの方に、競技の楽しさを知っていただくと共に、パラグライダーの奥深さを知っていただき、さらに競技による技術や知識の向上などを目的としています。

北陸リージョナルリーグより引用

と言うことになっています。

簡単に言えば、エリアでいつも飛んでいる仲間が朝集まったら

「今日は条件が良さそうだから、ちょっとタスクやってみないか?」

みたいなノリで競技をやろうよ!と言うことです。

当日のレポート

2017年5月21日。北陸リージョナルリーグの第1戦になるスキージャム勝山エリアにやってきました。

私は選手として参加しますが、競技前の講師(今回はXCTrackの使い方について)としても協力させていただきました。

9時からの受付でしたが、エリアに着いたのは7時過ぎでした。ジャムの大会はいつもこんな感じの時間に来ていたので、この方がしっくりします。

スクール事務所でPCのセッティングや自分の準備をしてから受付開始です。選手の方も9時より前に登場して、Waypointなどは早めにダウンロード作業を行いました。

開会式では、スカイ獅子吼の松原校長から北陸リージョナルリーグのコンセプトについて説明があり、パイロット自身で運営して行く競技会であることが説明されました。

スケジュールでは10時から講習の予定でしたが、受付がスムーズに進んだので時間を前倒しして早めに講習をスタートしました。

XCTrackの設定や画面に表示される項目の意味など、基本的なことを中心に説明させていただきました。

選手は28名と多くの方に集まっていただきましたので、テイクオフまでの送迎が大変です。講習を聞く必要のない方は、先にテイクオフに上がってもらってフリーフライトしてもらい、ころあいを見てトップランしてもらうことになりました。

競技スタート

テイクオフに選手が集合したのが12時前。先に飛んでいた小田さん(お出汁)に上空の様子を確認します。1300mくらいに逆転層があるものの、法恩寺山方面ではサーマルも活発で1700mくらいまであがるとのこと。風も強くないようなので、条件は申し分なしということで、タスクは少し大きめのものを設定しました。

D97-A86(SSS:1Km)-A86-B58-B61-B37-B58-B61-B37-B58-A86(ESS:1Km)-A86

  • シリンダー400m
  • タスク距離:GPS中心19Km、最短距離14Km
  • ゴールレース

13時にWindowOpen。一斉スタートは13時40分としました。

ナショナルゼッケンを持った選手たちがすすんでテイクオフサポートをしてくれました。特に田前さん(てーちゃん)、ありがとうございました。

時折ブローが入る中、選手は続々とテイクオフして行きます。空中にいたお出汁もトップランして戻ってきました。選手はみな上空高く舞い上がり、スタートを待つガーグルができていました。

スタート時間直前には、スタートに向けて移動するパラグライダーの列も見れらました。いよいよレーススタートです。

アクシデント発生

しかし、ここでアクシデントが発生しました。法恩寺山で登山者の事故があり、防災ヘリが飛ぶから全員降りろと言う指示。残念ですが仕方ありません。一旦競技はキャンセルして選手は全員ランディングへ向かいました。

仕切り直し

14時過ぎには救助活動も終わり、ヘリは飛び去って行きました。今からならば、まだ競技が可能なので、タスクを短いものに変更しての仕切り直しです。

D97-A86(SSS:600m)-A86-B58-B61-B58-A86-D97-A86(ESS:600m)-A86

  • シリンダー400m
  • タスク距離:GPS中心12Km、最短距離7.1Km
  • エラップスタイムレース

1本目にテイクオフサポートをして残っていたメンバーからのスタートとなりました。サーマルはまだまだ活発でタスクは十分にこなせそうです。

飛んでみれば、サーマルトップは1300mくらい。先に出た大人げない連中?は時間の経過とともに渋くなるのを嫌い、さっさとタスクを回ってしまいます。一旦降りていた選手たちも続々とテイクオフし、それぞれがそれぞれのタイミングでタスクをこなしていました。

ゴール者9名

終わってみれば、ゴール者は9名。遠方から来られた方は途中で帰られたそうで、仕切り直しのタスクは22名の参加でしたから、半分弱はゴールしたと言うことですね。

競技会としては、いろいろあったものの大成功だったのではないか?と思います。ビギナーにとって競技はなかなか参加しにくいものですが、思い込みや誤解を取ってあげることと、適切なサポートをしてあげることで敷居は確実に下がります。初心者の方の感想を聞いていないので何とも言えないところではありますが、まぁまぁコンセプトは踏襲できたのではないか?と個人的には思っています。

課題もありました

とは言え、やはり課題もありました。少し辛口でその点も書いてみたいと思います。

Weypointのやり取り

競技で付き物なのがGPS機器に入れるWaypointファイル。しかも、対象となる機器は多岐にわたります。ガーミンのGPSだったり、FLYMASTERやFLYTECだったり、あるいは今主流のスマホやタブレットだったり。

接続するケーブルからPCのドライバーの状況、機器の操作なども含めて知っておかなくてはならないことが多いです。機器の所持者ご本人が知っていればいいのですが、持っていても操作(データのやり取りに関すること)はわからないとか、そんなこともあったりすると困ったことになります。Waypointをあげられないのです。

また、今回はFLYMASTERのSDタイプがドライバーの関係なのかスクールのPCでは接続できませんでした。松原さんが持参したPCで対応できましたが、PC関連の機器はこういったこともあるので煩わしいですよね。実は私もPCを持参したのですが、私のノートPCもFLYMASTERがまったく繋がらないので困っています。あのヘンテコなUSBドライバーは何とかなりませんかね?

スマホの場合でも、USBでつないだだけではフォルダが見えません。データ転送モードにしてもらうとか、場合によってはXCTrackフォルダだけが見えないとか、それこそいろいろトラブルが発生します。

自分の機器には自分で事前にWaypointを入れる

こうなると、やはり事前に自分のGPS機器には自分でWaypointを入れてくるのが運営をスムーズにする上でも有効な対策となります。今回も事前にWaypointファイルは公開されていましたので、事前に入れてくることが出来る状態ではありました。大会初心者には難しいと言う話もありますが、初心者であることを理由に何もかもを人任せにするのは違うと思いますので、自分の機材は自分でしっかり操作できるように日頃から習熟すべきと思います。それができれば、自分のフライトログを解析したりと、PCを使った作業も日常的にできるようになるでしょう。

フライトログはLiveTrackを活用する

Waypointと同じ話になりますが、飛んだ軌跡を判定する際はログを取得しなければなりません。

しかし、接続できないとかフォルダが見えないとか、いろいろとトラブルが付き物です。今回もそんなこともあってか、集計作業には時間を要しました。

できれば、みなさんLiveTrack24を入れて飛んでもらって、帰着申告をした人からログをLiveTrack24からダウンロードして判定し、それで問題が生じた場合はGPS機器から再度ログをもらうようにすれば、接続トラブルも避けられるんじゃないか?と思います。

そんなことを考えると、大会でWaypointやログデータをしっかりオペレーションしてくれる日下部さんの苦労がよくわかりますよね。みなさん、感謝してますよね?

積極的に競技に加わろう

今回のリージョナルリーグでは、私が選手リーダーとして競技全般を取り仕切らせていただきました。やはり、選手間で運営すると言ってもリーディングするパイロットがいないことには難しいと思います。かと言って、それを全てリーダーにお任せするのも違うと思います。やはり、参加した選手みんなで協力しながら競技を行う必要があります。

ですので、遠慮せずにどんどん自分から競技に加わってもらい、言いたいことや疑問に思うことなど、意見を積極的に言ってもらえたらありがたいと思います。それが

パイロットが自ら運営、開催する競技会

ではないか?と思います。

集計作業も、多くの方々が自分でできるようになっていただければ、先に降りている方がログの収集作業などを順番にできて効率的ではないでしょうか?

※誰かが来るまでログ収集も判定もできないというのでは、時間ばかりかかってしまいますからね

感想

とまぁ、勝手ながらいろいろと言わせていただきましたが、総じての感想は

とても良い大会ができた

と言うところでしょうか。初めてのことでしたので、簡単にいかないだろうと言うことは想像していましたから、ある意味今回のことは想定内でした。

逆に、JPAの競技会はいかにお膳立てが整っていて選手に優しい環境であるかと言うことが、本当によくわかりましたね。

何はともあれ、ジャムの堀校長はじめスカイ獅子吼の松原校長、選手で参加していただいたみなさんお疲れ様でした。北陸リージョナルリーグの次回は6月18日に獅子吼エリアで開催されます。

みんなでつくる競技会。ぜひ、多くの方(初心者大歓迎)が参加していただけたらと思います。

なお、競技当日の様子は動画でもご覧ください。

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管理人

名前:Pikaichi

名前:Pikaichi

1992年にパラグライダーを始めて20年以上飛んでいます。 立山エリアをベースに、「Tateyama Team-C」のメンバーと共に全国の競技会に出かけています。

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