2018年の北陸リージョナルリーグ第2戦は福井県はスキージャム勝山エリアです。
当初の日程では梅雨明け具合が心配されましたが、北陸地方も例年にないほどの早い梅雨明けとなり、毎日猛暑・酷暑の厳しい夏を迎えての勝山ステージとなりました。
大会レポート
今回も26名と多くのみなさんに参加していただきました。福井県ということもあってか近畿地方の方々が多かったですが、さらに岡山、広島、山口、福岡と言う遠方からも参加していただきました。ありがとうございます。
9時から受付を開始ですが、今回は地元ジャムの岡崎さんと村松さんがFSなどのオペレーションを担当していただきました。
とにかく毎日暑い日本列島。この日も福井県は最高気温が37度予想と猛暑日になることが想定されていましたので、予め予定したタスクをスクール事務所に掲示して事前準備を行ってもらい、テイクオフには12時30分集合としました。それまではフリーで飛んでもらっても良いし、ハーベストホテルなどで暑さを凌いでもらっても良いし、とにかくダラダラとテイクオフで待つことだけは避けるようにしました。
タスクは20Kmくらいのものですが、多少渋くてもこなせるように近場のターンポイントを使ったものにしました。
上々のコンディション
午前中も上々のコンディションで、フリーフライトをされた選手のみなさんもソアリングを楽しんでいました。それでも、集合時間の12時30分にはテイクオフに集まっていただきました。
十分タスクができそうな状況なので、ウィンドウオープン12時30分、デパーチャーオープン13時30分としてタスクを開始することにしました。テイクオフは基本的に選手自身でのセルフでしたが、そりゃーずの学生諸君や扇澤さんにサポートしていただきました。ありがとうございます。
途中、テイクオフ前の活発なサーマルの影響でフォローが入りテイクオフ出来ない時間もありましたが、すぐに風も前から入るようになって順調にみなさん空中へ飛び出して行きました。
スタート時間には1500m付近まで上がった雲低に多くの機体が待機し、スタート時間と同時にレースが開始されました。このコンディションならば全員ゴールかとも思われましたが、そう簡単にゴールを許してくれないのがレースと言うもの。途中日射が遮られたエリア内でサーマルが弱くなってしまうタイミングがあり、この時に低い位置にいた選手はランディングを余儀なくされました。しかし、高さを保ちながら着実に駒を進めた選手は強まった上空の風に負けることなく、みなさんゴールメイクされたようです。ゴール後も地上の暑さを避けるためにしばらくジャム勝エリアの空域を楽しんでいる選手も見受けられました。
大会の様子は以下の動画などでも見ることができます。
結果
総合の部
優 勝:吉田 勝一 Nova-Phantom
準優勝:宮田 清和 Advance-Sigma10
第3位:扇澤 郁 Nova-Sector
女子の部
優 勝:田前 英代 Niviuk-Icepeak7
準優勝: 真奥 幸 Skywalk-Tequila
第3位:冨永あゆみ AirDesign-Rise3
チャレンジの部
優 勝:松岡 茂 Nova-Mentor5
準優勝:中村 裕昭 Niviuk-Artik3
第3位:飯田 剛成 Gradient-Aspen5
リザルト
これまでのランキング
入賞された皆さん、おめでとうございます。ジャムスポーツの堀校長、そりゃーズの学生のみなさんもありがとうございました。北陸リージョナルリーグは競技力を向上させたい方の競技会にしたいと思っていますので、ぜひ、次回も参加いただければと思います。次回は富山県の立山エリアでの開催です。9月9日(1日のみ)です。昨年同様、クラブ大会との併催となります。